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『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』

本多猪四郎監督作品『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』を観た。
ゴジラ、ミニラ、ガバラ等が登場。

工場が林立する街に住むいじめられっ子の少年。両親は子どもの為に仕事に出ている。子どもの面倒を見るのは隣に住む発明家の爺さんである。少年は爺さんの作ったおもちゃに語り掛ける。「コンピュータ、コンピュータ、僕を怪獣島に連れて行け。」するとそこは怪獣島。喋るミニラと怪獣島を見て周る少年。怪獣島ではミニラもまたガバラにいじめられているのだという。
目を覚ますとそこはいつもと変わらない部屋の光景。少年は遊びに出掛け、空き地に放置された建物に入り落ちていた免許証を拾う。その免許証は建物に潜伏していた強奪犯の免許証だった。
免許証を取り返すべく少年を付け狙う強奪犯。一方、少年は怪獣島の夢を見る。ミニラはゴジラとの特訓の成果と少年の知恵を活かしガバラに善戦。最後はゴジラによって倒されるのだった。
強奪犯に誘拐されるもミニラの奮起を思い起こし逃げ出した少年。少年の戦いは功を奏し、警察が駆けつける。
その後、少年はガバラと名付けていたいじめっ子と対決、見事仲直りを果たすのだった。

ついに怪獣は少年の夢の中の出来事となってしまう。怪獣は道徳の教科書のような教訓でしかない。挙句ミニラが日本語を話すのだから笑ってしまった。とはいえ普通のドラマとしてはそれなりに出来ており、近所の発明爺や強奪犯はキャラが立っている。
下の動画では怪獣が沢山出ている事になっているがほとんど過去の作品の使い回しである。尚、昭和ゴジラシリーズはところどころ使い回しが見て取れる。とはいえ映画とはそういう事も出来るものである。
肝心のガバラだが手から電気は発しているのは他の怪獣に無く意外性があるかも。どちらかと言えばウルトラマンの敵役に出て来そうな造形である。ゴジラに背負投げされる端役ぶりが堪らない。
おそらくここで子どもの為のゴジラは極北まで来た。しかし次作『ゴジラヘドラ』は突然エキセントリックな映画となってしまうのだから侮れない。