2014年9月2日

電車の中、大宮で行われるコミケに向かうヤンキーの男女に出会うのだが、間違って片田舎の駅で下車してしまったらしい。仕方なく自宅に案内する。

どこかの遊園地の中、ローションスパで身体を洗う。店を出ると呆けた婆さんが出店の売り子に絡んでいる。それを眺めながら将棋の駒のような木札を店員に返す。

ある小さな事務所で上司と客が打ち合わせをしているという。事務所を追い出された他の社員に事務所の中を伺って来るよう言われる。事務所の水場から客間を覗く。打ち合わせを終えて立ち上がったのは異動が決まった社員だった。

新入社員が新たな新入社員を知った顔で指導している。

眠くて仕方が無い。自宅に帰ったらシャワーを浴びてすぐ眠るべきなのだ。

仕事からの帰り道は明日が重々しく感じる。なぜとなんだという無意味な問いが頭の中で繰り広げられるのは辛い。

煙草を辞めたい気分だ。隣に座った女性たちが今日の天気を「五月みたいに爽やかだ」と評した。

「眼鏡を掛けたり掛けなかったりするね」と声を掛けられる。大抵、眼鏡を掛けていない時は自宅に眼鏡を忘れた時なのだが。

赤ん坊を抱えた女性が小さな女の子と共に車内に乗り込んでいる。大人たちが中途半端に開けていた隙間に女の子が座るも、母親が立ったままなのを気にしたのか、一緒に座れないのが面白くなかったのか、席を立つ。母親の横で爪先立ちで手を伸ばし吊革を指で手繰りよせている。その光景を前にした若い女性は立ち上がり、女の子が座席に収まる。

スーパーでペルギービールが売られている事に気がつき夕飯の手間を嫌って買った弁当を肴に晩酌とする。やはりベルギービールでも美味しさを堪能出来る状態では無い。