2014年8月16日

午前四時四十五分に目が覚める。友人がまだ寝ているので肩を叩く。友人は少し嘆いた後、着替えてコミケに出掛けて行った。ディスプレイを眺めつつ洗濯が終わるのを待つ。横になってぼんやりしていると友人が帰宅。乗換を間違え、体調も少し良くない事。何より今日は買いたいものも少ないので、一日のんびりする事に決めたらしい。手土産のコンビニのおにぎりを頬張りながら話を聞く。洗濯物を干した後、本を読みつつ朝寝、友人にイビキがうるさいと指摘される。

路上でクラス別のサッカー大会が行われている。同点の状況、友人のパスをスルーしたと見せかけ、壁に跳ね返ってきたボールをシュート。やはり壁に跳ね返り軌道が変わったボールがゴール。逆転勝ち。サッカー大会は雨のためミニサッカー大会となっている事がアナウンスされた後、クラスの優勝が決まる。

朝寝から目覚める。部屋に入り込む陽に寝顔を晒す友人。「この部屋は光を遮るものがないのか?」確かに厚手のカーテンも無し、この部屋は常に光に晒されている。

友人は出掛けるつもりは無いと言う。特にやる事も無いのでジムに向かう。やはりお盆という事なのだろう、人が少ない。モニターでは高校野球城北東海大望洋。雨で小休止の後試合再開。ビッチの荒れが守備を翻弄する。

ジムから戻り自宅で読書しながら寝てしまう。友人は明日のコミケに向けて計画を練っている。

上司からクライアントの女性が煙草を吸い彼氏がいる事を教えて貰う。何故かクライアントのオフィスの前に鉄道博物館があり、子ども達がシミュレーション映像を前に感嘆の声を挙げている。

友人と夕食を取りにラーメン屋へ向かう。こんな時期にも関わらず満員。適当な話をしながら順番を待つ。

食事の後、友人は明日の計画を練り続けている。外では一軒家の家族の声が聞こえる。きっと家の前で花火でも楽しんでいるのだろう。バケツを満たした水、暗闇のなか家族を照らす一瞬の花火、虫除けスプレーと燃焼する花火の匂い、夜風の心地良さ。そういった記憶がきっと何かに繋がるのだろう。例えば、自分の子どもたちにも経験させてやりたい、というように。