2014年6月3日

女性の胸を女性になって後ろから揉みしだいていた。

シャワーを浴び、着替え、自宅を出る。薄い雲が陽を遮っている。

女子高生が両隣に座る。一方は携帯ゲームに、もう一方はスマートフォンを弄っている。そして玉ねぎ臭い。食堂から出て来たばかりという匂い。昼を後にした講義で食堂にいたであろう友人は正にこんな匂いを服に纏っていた。車内の広告、ベトナムまで九千八百円の文字。新幹線で関西まで行くより安い?ジム=モリソンの詩を朝に聴くのはあまり気が進まない。「地獄の黙示録」はベトナム戦争を舞台にしているが、The Doorsが流れたのはただの偶然に過ぎない。

床屋に寄る。TVの天気予報によれば明後日以降の天気が良く無いらしい。続いて集団お見合いの番組。ここまでしなければ結婚出来ない世の中なのかと思わず苦笑いするが他人事でも無い。ラーメン屋に寄る。先客の若い女性二人。片方の女性が電話をしている。「面接場所はどちらになりますでしょうか?」「私の友人も御社の求人に興味を持っておりまして、これからご連絡するかもしれません。名前は××になります。よろしくお願いします。」店内に響く有線放送。「結構いい人っぽいよ。」「これで私が落ちたらどうしよ?」そんな会話を聞きながらラーメンを待つ。

自宅に戻り、洗濯をする。合間にシャワーを浴び、洗濯物を干す。空は曇り、雲の中に三日月。