2014年5月31日

起床。晴れ。コンビニに行き、煙草とサンドイッチを買う。シーツとタオルケットを洗い、物干し竿を拭き干す。部屋に掃除機を掛け、シャワーを浴びる。身体を拭き、裸のまま過ごす。本を読む。どうにも眠い。気がつくと午後十四時三十分。裸が問題にならない位暑い。

散歩しながら、なぜ眠いのか考えたところ、マスターベーションのせいという考えに至る。風はあるものの暑い。野球場で練習に励む少年たち。河川の護岸工事、白鷺が仮設された鉄筋の暗がりの下で飛ぶ。鴨のうなじが緑色にきらめく。スーパーに寄ればアイスを買う少女たち。レジで財布に二千円しか入っていない事に気がつく。ディスプレイは千九百五十円を示して籠に商品が分けられる。胸を撫で下ろして千円札二枚を取り出す。

ヨアン=グリロ「メキシコ麻薬戦争」を読んでいる。アヘン戦争後、中国移民が持ち込んだアヘンとケシの種。では中国たちが悪いのか言えばそうではない。そもそもアヘン戦争がイギリスが原因とされる。中国移民の商売を羨んだメキシコ人はそれを奪い自分たちのものにした。

ゴジラ対へドラ」を観る。作家性が強い作品と紹介されている。サイケデリック音楽に身を任せる若者、へドラが発する硫酸ミストで白骨化する人々等、確かに今まで観てきた昭和ゴジラシリーズとは一線を画している。今まで散々人間中心主義的なゴジラを観る事になっていたので清々した気分である。