2014年4月27日

堀北真希の細胞にゴジラ細胞を移植してビオランテが生まれるという夢だった。夢中の二次創作。

雨戸を開ける。今日も天気は良い。母からメールが届く。実家のある団地でよく遊んでいた一つ年下の男性が結婚したという。彼は大学時代、通学で稀に顔を合わせていた。高校ではモーター部だったか、自作の車を作っており、深夜のテレビで堂本剛と共演していたのを見掛けた事がある。部屋に掃除機を掛け、梅雨に備えて押入に除湿シートを敷く。昨日から引き続いてゴジラVSキングギドラを観る。劇場で観て以来、話の筋はほとんど憶えていなかった。メカキングギドラの造形が非常に好みだ。出演していた女優を調べているも準主役の豊原功補の婚約者には原田貴和子とある。この女優は原田知世の実姉と知った。また平成ゴジラシリーズにほぼ登場する超能力者演じる小高恵美は二千年頃から東宝を退社して芸能界を引退した状態らしい。平成ゴジラに親しんだ者としては残念である。そもそもゴジラシリーズには東宝女優枠があるらしく沢口靖子長澤まさみの出演はこれが理由らしい。シャワーを浴び外出の準備をしていると父からメールが届いていた。母と同じ用件。一つにまとめればいいと笑う。

散歩に出る。アスファルトの片隅にタンポポが花を咲かせ、綿毛が飛ぶのを待っている。公園では昼食を取る人々。トラックでは試合前のウォーミングアップに取り組む少年たち。八重桜は散っている。木々から落ちる花支えの茎。光のなか降り注ぐ粒子を歩く。散歩道から住宅街へ。誤って女子高付近の路地に入ってしまう。グラウンドで繰り広げられるソフトボールの試合。何と無く後ろめたく足早に立ち去る。公園沿いの大きな敷地に家が数軒建っている。維持費がかかり過ぎるだろうと要らぬ事を考える。他方、取り壊し前に内装が剥がされたアバートを見つける。修繕及び更新工事を何百万と年に一度しなければ快適な生活は出来ないだろう。蓮沼執太フィル、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、ジャコ=パストリアスを聴く。昔の事を思い出していく。嫌な事も思い出せば、友人がブランコに額をぶつけ大きなコブをつくっていた事を思い出したりと取り留めが無い。スーパーに寄り買い物をして家路に着く。

家に戻りゴジラVSモスラを観る。コスモス=古代人は気象を操る技術が地球の逆鱗に触れ、バトルモスラことバトラを誕生させたという。コスモスは地球を一つの生命体とみなしている。モスラはバトラを氷河に閉じ込めるも、地球は津波を起こし古代人の文明を滅ぼした。その生き残りが本作のコスモス=小美人だ。小美人、モスラは実体を伴いつつ精神体ともいえる描写が散見される。

高校時代の友人から電話が入る。自宅に帰るのが面倒臭くなった時に連絡が入る。いつも通り「来ても良いがお前の眠る布団は無い」と告げる。いつもより人から連絡が入るのが多い一日だ。ゴジラVSメカゴジラゴジラVSスペースゴジラを観る。ゴジラVSメカゴジラの出来が非常に良い。

余りにもいつも通り一日が過ぎて行く。夜は静かだ。