『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』同時上映『巨神兵東京に現る 劇場版』二回目

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』同時上映『巨神兵東京に現る 劇場版』をもう一度観に行った。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』同時上映『巨神兵東京に現る 劇場版』を観に行って以降、結局やたらとエヴァの情報をネットでかき集め、冒頭の映像を動画サイトで何度も観ている自分がいた。
結局、めちゃくちゃハマってしまっているという事態。二度目を見るとよく物語が判るという事で、じゃあ観てやろうじゃないか二回目という事に。
確かに二回目では出てくる用語もそれなり咀嚼出来てよく判る。
しかしQは序や破と比較するとやはりイマイチだ。そもそも序や破は単体で面白いのに、Qに限って「続編を見なければ判らない」とお茶を濁すのはどういう事だろう。

とはいえ、二度観る事で気がついた事もある。
それは物語の終わりに描かれた、罵倒こそすれ見捨てず、先が判らなくても付いて行くという行為である。
途方に暮れた人、どうすればよいか判らなくなった人を、導くという行為は、実はとても難しい。何も無かったかのように見向きもしない事は簡単なのだから。
しかしこの物語は最後にそれを描いて見せた。これに気がついた時、この物語は遅々としながらもやはり新しい物語を歩んでいるのだなと思った。