KikUUiki

 サカナクションのアルバム『KikUUiki』を聴く。
 最近は別段適当に音楽を聴いていて、iTunesからGRAPEVINEのカップリング曲を購入してみたり、その前だとフジファブリックの志村正彦が急逝した時、『CHRONICLE』を買ったりした程度。ネットを巡回していたらサカナクションの最新アルバムが出ている事を知ったので仕事の帰りがてら購入。
 先行シングルの「アルクアラウンド」をPVで見た時は映像はともかくとして曲自体に特別な感想は抱かなかったが、「Klee」やら「表参道26時」は何度でも聴いていたいという気になる。
 このサカナクションの人たちのインタビュー記事とか聴いていると、色々考えているのが判るのだけど、正直ただ音楽を聴く側からすれば、思想だとか、そんなものどうでもよくて、今の心情や、音楽が映し出してくれればそれでよくて、少し気持ちがよくなればいいだけど。もちろん作り手側が色々と設定している事を発見した時の喜びも捨て難く、その思想を理解出切ればと思うけども。「目が明く藍色」には特別な意味が詰まっているらしい。しかし私はそんな事に気がつける程、鋭くもなく、ただ音楽を聞き流すだけだ。

kikUUiki(初回限定盤)

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