『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』と『パラダイス鎖国』

三月後半は活動的であった*1。以前読み終えていた城繁幸著『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代』と最近購入した海部美知著『パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本』について書きたい。

書きたいといってもまぁそんなに大それたことを書きたいわけではない。漠然とこの二つの本が似ているということだ。何がどう似ているのか。それは提案である。昭和的価値観からの脱出とその処世訓とでもいえばいいのだろうか。

とにかく『ウェブ進化論』以降この手の新書は確実に一つの方向にベクトルを向けていて、「さぁ、あなたはどうするの」という問いを投げかけてくる。もう早くそのベクトルの方に進まないと乗り遅れるかも。いやもう遅いのかもしれないと思う。

 

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)

*1:就職活動と卒業論文作成