東浩紀著『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』を読了する。
『動物化するポストモダン』の続編をやっと読む。とりあえず作品論の環境的分析がやっと頭に入ってくる読み方しか出来なかった。環境的分析と自然主義的読解の違い…。
とりあえず大きな物語の凋落という一方、現在の原理主義の台頭はどういうことなのかという疑問をあっさりと冒頭、物語の共有化圧力の低下と、説明する。なるほどね*1。
この話が決断主義になっていくそうで、そういうのはいわれてみれば読み取れた。とりあえず東浩紀を読むのはここで、いったん区切ってしまおうと思う。
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)
- 作者: 東浩紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/03/16
- メディア: 新書
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*1:この「なるほどねぇ」という言葉を使っている時ほど、脳がパーになっていることはない気がする