スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

 『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』を観た。

 新聞のコラム連載で映画について面白可笑しく語っていた三池崇史という監督に興味を持ってこの映画を観にいった。
 この監督、バイオレンス映画をよく撮るらしい。ちなみこの映画もセックスとバイオレンスに支配されている。というかもうそれしかない。クエンティン=タランティーノとも仲が良く、この映画に凄腕の殺し屋として登場している。ちなみに劇中ジャパニメーションAKIRA』が大好きであることをさりげなく語っている(苦笑)。
 源氏と平氏の争いを軸にしてこの物語は進んでいくのだが、それはどうでもいい。赤と白の衣装が壮麗かつ野蛮。堺雅人が赤いエクステしてるなんてなかなか見られないんじゃないでしょうか。
 で、ガンファイトが派手に展開されて、ラスト、ガンマンと義経の拳銃と刀の戦いが始まるのだが、ちょっとまてなんだこの既視感・・・拳銃と刀の戦いを盛り上げるには刀の間合いまで接近して駆け引きするか、武器を捨てて肉弾戦になるしかないのだろうけど、前者の形『カウボーイビバップ』のラストと似てないか?従来の路線を維持しつつ新しさを描くという大変ことを三池崇史はやったのではないでしょうか。