『罪と罰』を再読する。

 台風の影響が心配ですね。

 真夜中眠れず暇をもてあそんでいたので、なんとなしに『罪と罰』を手に取った。ずっと前、七年くらい前に、図書館から表紙もないぼろぼろの岩波文庫版のモノを借りきて、内容を詳しく理解できないままなんとか読み終えた作品だ。いずれもう一度読み直そうと思い、ほかのドストエフスキーの作品を一緒に買い込んでずっと放置していた。改めて読み直してみると、本当に何も理解できないまま読んでいたのだなということがわかった。だから最初に持った印象は複雑に物語が広がっていくようなものだったが、今回は物語がコンパクトに凝縮していくような印象に変わった。

罪と罰〈上〉 (岩波文庫)

罪と罰〈上〉 (岩波文庫)