神童

『神童』を観てきた。
昨今、芸術とくに音楽を扱った漫画が流行っているように思う。私もそれに便乗して楽しんでいる方である。『ハチミツとクローバー』や『のだめカンタービレ』、『ピアノの森』そして今回観た作品の原作である『神童』(原作は第一話のみ読んだ)。個人的な話をすると『あのこにもらった音楽』という漫画を読む機会があり、そこから音楽を扱った話に興味を持った。あまりなじみのない芸術の世界を生きる人たちの日常を描いていることがこれら作品の魅力だなと思う。そんな日常から全く縁のない僕はある日、友人からメールが届いた。「どうでもいいけど『瑠璃の島』にでてる女の子かわいいよね」僕はそのメールに対し「三ツ矢サイダーのCMにもでてるよね」と返信した。僕は三ツ矢サイダーが大好きだ。夏目漱石も三ツ矢サイダーが好きだ。そのかわいい女の子というのが『神童』の主演女優成海璃子であった。大人びた顔をしているが十五歳らしい。友人はロリータなのだろうか?まぁそれはどうでもいい。確かにかわいい。それは否定できない。その友人と意気投合、一緒に観に行った。そのほかの期待としては『ユメ十夜』を観たさい、松山ケンイチが気になっていたことがある。漱石、三ツ矢サイダー、成海璃子、松山ケンイチ、『ユメ十夜』―全てが一つの巧妙にからみあった結果が今回の『神童』だ!!(くだらない)
 
公式サイトをみると音楽界を代表するような人々がこの映画にでているらしい。そんな知識もってないから全く気がつかなかった。また成海璃子や松山ケンイチがそれに負けないくらいピアノを弾くシーンを演じたことがもう一つの要因かもしれない。顔と手が同時に映ってるシーンがかなり多かった。
 
どうにも『神童』の内容が頭の中でゴチャゴチャしてまとまらない。たぶん原因としてはピアノシーンとストーリーを分断して観てしまったせいだと思う。とにもかくにも成海璃子はかわいいしこれから期待できそうだし、松山ケンイチは期待通りの演技だし、目的は達成された。

下に紹介するのは僕が読んだものです。