2024年3月24日/過去の再生

音楽を再生をランダムにすると懐かしい楽曲が流れる。今の趣味とはかけ離れた、面白くない、もう聞きたくもない楽曲だ。だからこそ、その楽曲に聴き入ってしまう。以前の自分はそこに何を聴き取っていたのか。何を楽しんでいたのか。音の連なりと共に脳裏をよぎる言葉にできない物事。音楽はitunesで管理しており、古い楽曲はダウンロードを指定していないはずだ。でもコンピューターは賢いから、選択した楽曲はダウンロードするけれども、削除していない楽曲はそのままになっている。コンピューターと人は異なる。人の認知は愚かだから、選んだものがあれば、選ばなかったものが無くなると思い込んでいるのだ。かくしてコンピューターは人の思いも流行も気にすることなく、平然と過去を再生するのだった。なお、タイトルの日付以後はAIが作成したものになる。

2023年10月29日/物価高

アイスのビエネッタを探して近所のスーパーを回ったところ、全く売っていなかった。どこのスーパーも原価の高いハーゲンダッツが冷蔵庫の半分を占めている。普段はいかない業務用スーパーに赴いてもビエネッタは無かった。一方、業務用スーパーということで聞いたことの無いメーカーの食品は概ね物価高前の値段で感動してしまった。最近、ランニング後にコンビニでポカリスエットを購入したところ、税込みで170円を越えていることに驚いた。

客先の訪問まで時間があったため、マクドナルドに寄った。平日の夕方の店内には客が少ない。サラリーマンが読書をしている。ラジオ広告が終わると気怠い音楽が流れており、楽曲を検索したところ、それほど検索数は多くなかった。

2023年10月22日/歴史の転換点

ウクライナとロシアの戦争、イスラエルのガザ地区からのハマスの攻撃、不穏な世界の情勢に明日の朝起きて第三次世界大戦が起きていても驚きは無い。そのような状況になった時、何も知らぬ間に死に、感慨を抱くことも許されないのかもしれない。世界各国では常に紛争があり、トップニュースで認識できる紛争を以て第三次世界大戦等と発言すること自体、自分も陰謀論者と似たり寄ったりではないか。今般の情勢について、複数の同僚と話をしたところ、イスラエルを支援するアメリカは目下、イランを後ろ盾にするレバノンのヒズボラを脅威にしているという。一方、中国による台湾侵攻は2~3年以内の中国の戦艦(空母?)の完成を待つという。前者はニュース等から理解できるが、後者は特段のニュースソースが無い印象である。私が気になったのはアメリカのバイデン大統領が、国内向けとは言え、歴史の転換点に直面しているという認識を示したことである。
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出勤中、コンビニから出てきた高齢者の尻に柿の種が付いていた。

スーパーの惣菜コーナーで昼食を物色していたところ、お彼岸用のおはぎとごまおはぎが並んでおり、我慢できずに購入して食べた。

スーパーで惣菜コーナーで昼食を物色していたところ、業務用の制服を着た若い女性が白米と揚げ物を取ってレジへ向かった。別の日にも業務用の制服を着た別の女性も同様の行動を取っていた。惣菜の並びに物価高対策のための300円ののり弁が個数限定で置かれている。おかずは別に持参しているのか、物価高の対策か。確かに500円以上する弁当を買う必要は無いかもしれない。そこで私もレンチンのご飯のパックを購入し、惣菜を一品だけ購入する生活を試している。

2023年8月30日/冷めた風と目

8月の半ばを過ぎ、例年と比較して会社の電話が鳴らない。静かだ。新型コロナウイルスの感染症対策の変更で客先がしっかりと夏のバカンスを楽しんだ影響か、はたまた夏の災害の影響か、8月が終わろうとする今も電話は少ない。


山の日の三連休を終えた。連休明け、朝の陽射しを受けて出勤した。第二次世界大戦の最後の敗戦国。敗戦を終戦と言い換える国。この場所で生きる。これは特殊なことなのか?誰も生まれを選ぶことはできない。その場所で生きる。
同僚が「日本のいちばん長い日」や特攻の発案者の一人である大西瀧治郎を描いた「ああ 決戦航空隊」の話をしていた。仕事の合間に大西瀧治郎のWikipedia等を読んだところ、1945年8月16日に大西は特攻した若者たちとの約束を果たすため割腹自決したとある。その後に残された大西の妻の淑恵も亡くなるまで特攻隊の慰霊に尽くしたという。
その後に「ああ 決戦航空隊」を観た。長い作品で見応えがある。軍人の肉塊になった遺体や天皇批判と今般のフィクションより写実的か?大西がポツダム宣言受諾の意向を知り「あと一ヶ月の猶予があれば良い知恵が浮かぶと思うんです」と頭を下げて訴える様は空虚な滑稽さがあり忘れられない。


言及を忘れていたが山田近鉄の「テレワアク与太話」が息抜きにちょうど良い面白さで繰り返し読んだ。


コーヒーポットを用意して水出しコーヒーを作って飲んだ。コスパが悪くコーヒー豆の消費量が一気に上がった。


xvideoのアイコンがゼノギアスのアイコンのように見える。そういえばTwitterもXに名称を変え、似たようなものかもしれない。

ゼノギアス

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2023年8月13日/トマトとセミ

スパイスカレーや煮込みパスタを作る際にトマト缶が便利で使用していた。しかしながら、円安やら物価高の影響で値段が上がった。購入に躊躇するようになった。そのため、自然と用途に応じてトマト缶と生のトマト(袋入)を比較して購入するようになった。昨日、スーパーに寄った。箱入りトマトが安く売っていた。量が多いと思われた。試しに購入した。トマト入り煮込みパスタやトマト入りの肉炒めを作った。炒めることでトマトから水分が出てその他の食材に絡むのか、香りが良く味が整う印象を抱く。これからは生のトマトだなと思う。また、基本的ににんにくやしょうがもチューブ入りのものを使用していたのだが、今回の件により生で購入して調理した方が美味くなるであろうことが予測できた。

最近、珍しく同僚と外出している。時間を潰すために公園の樹々の日陰に座っていたところ、こめかみに液体が掛かった。上を見上げると樹々にセミがいた。どうやらセミのおしっこが掛かったらしい。年長の同僚にセミは樹液を吸っているだけだから汚くないですよと諭された。

2023年8月11日/アイスコーヒー

土曜日と日曜日の午前中に連続で屋外のランニング兼散歩をしたところ、翌日に疲れを持ち越してしまった。最近は日焼けで顔にシミが出きるようになったため、キャップを被っている。年齢によって物事のやり方は変わるものである。

7月末から客先がお盆休みに入ったのか、大雨の影響なのか、事務所の電話が鳴らなくなった。冷房の効いた静かな空間は良いものである。処理しなければならない仕事は多くあるが、とりあえず連休の素晴らしさを感じている。

朝の出勤の際、住宅街にある相撲部屋の前を通っている。最近は道路でまわしを付けた力士がホースの水を身体に浴びている。

セブンイレブンとファミリーマートのアイスコーヒーを美味しく飲む。最近はエチオピアがトレンドなのだろうか。自宅ではホットしか淹れないつもりだったが、我慢できずに氷をつくってアイスコーヒーやアイスカフェオレを飲むようにした。生き方のクオリティが少し上がった。一方、冷たいものの飲み過ぎで腹を下した。

セブンイレブンのカレーフェス、全ての種類のカレーを食べた。今回のエリックサウスと魯珈は以前より美味しく感じた。カシミールカレーは辛かった。

今月はBandcamp Fridayがあったので音源をまとめて購入する。今回はクラシックの声楽に興味を持ちソプラノ歌手の音源を購入してみた。声の高さがヒンヤリとした印象で夏に合う。

勝田文のホットでクールなグルーヴィン・ラブコメディ「バードランドの皿」を第2話をクッキー2023年9月号にて読む。雑誌の表紙はときめきトゥナイト(りぼんに連載をしていたことは知っているが当時は読んでいなかった)。今回はフランス料理が登場し、秋生の本名も明らかに。今更気が付いたが、主人公の名前はサラで題名に掛かっていた。話の流れはファジーに感じるものの、わかりやすい絵とディテールが相まって何とも言えない世界観が表現されている。

岩本ナオ「マロニエ王国の7人の騎士」8巻を読む。ハラペコ編のクライマックス。ハラベコのみ他の兄弟と比較して異形が過ぎるのではないかと思ったものの、そもそも眠くないは夜そのもので、獣使いは動物的な冷酷さと孤独を併せ持っていた。今後の兄弟もどのような変化を見せるか判らず、驚くほどのことではないのかもしれない。

絹田村子「数学であそぼ。」10巻を読む。流し読みになったので改めて再読したい。

2023年7月17日/オキシクリーン

仕事が無い日は早く起きる。着替えてランニングに出掛ける。自宅を出た際は日が上がっていなかった。公園に赴くと高齢の男性が孫に「そんなものを持ってないで行って来い」と言っている。小学生くらいの年齢の孫は手に携帯端末を持っていた。日が上がる。公園から川沿いを歩く。まだ、川沿いの運動場には人がいない。シルバー人材センターから派遣された高齢の男性たちがパラソルの下で車の出入りを待っている。何も考えずに気持ち良く歩きたいところ、明日からの仕事を思い出してしまう。腕に汗が浮く。肩の袖をめくりながら一昨日タンクトップを購入したことを思い出す。日々の目にしたできごとを瞬く間に忘れていく。昔のように記録を残す言葉も忘れてしまったのかもしれない。そんなことを考えた。

帰宅して汗まみれの服を洗濯機に入れてシャワーを浴びる。先日、ちいかわに登場したオキシクリーンを薬局で手に入れた。白い服をオキシ漬けにしている。しかしながら、黄ばみを完全に除去できない。ベランダに出て布団と洗濯物を干した。日光を直接浴びて汗が吹き出す。部屋に掃除機を掛けた。枕元に置いていた雑誌や本を片付ける。ハンター✕ハンターが掲載されていたジャンプを玄関に移動させた。掃除を終えてエアコンのスイッチを入れる。もう今日のやるべきことは終わったような気がする。

2023年6月18日/サラのスキャット

帰宅途中にYOASOBIのアイドルのピアノの旋律が聴こえた。


仕事で秩父に行き、秩父と言えば『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』だと思いアニメを観た。めんまが蘇った理由は主人公のためであったことに複雑な気持ちになった。私が観た仕様だとオープニングがGalileo Galileiのサークルゲームになり、爽やかで良かった。


町田洋の『砂の都』『日食ステレオサウンド』を読んだ。『惑星9の休日』が気に入って以来、著者の作品は楽しみにしている。


『ボロボロのエルフさんを幸せにする薬売り』という漫画を読んだ。無料である。1枚絵の情報量が多く、読み難さがあるものの、面白かった。


『その着せ替え人形は恋をする』の影響で魔法少女ものの作品を楽しんだことがあるのかと思い、過去にアニメを観ていたCLAMPの『カードキャプターさくら』を読んだ。現在も続編が連載されており、一先ず「クロウカード編」「さくらカード編」を読んだ。安心して読める王道の展開が素晴らしいと思った。


勝田文の新作『バードランドの皿』を読んだ。連載雑誌は「クッキー」。勝田文らしい展開のようだが題名の通りジャズが盛り込まれており、絵の雰囲気も含めてクールな印象である。なお「クッキー」にはいくえみ綾『ローズ ローズィ ローズフル バッド』が連載されている。また、日高ショーコ『日に流れて橋に行く』が面白かった。

2023年6月3日/マキネッタと五徳

昨夜は気象情報を追いながら届いたモカエキスプレスを開梱した。やはり五徳が無いとコンロに置くことができない。
夜間、大雨警報の他、夜間に少し遠い地域の緊急速報の通知が届いた。寝ている状況で緊急速報が届いても対応できないと思った。
朝になると雨脚は弱まり、正午過ぎには台風一過後の天気になった。朝食にカレーを摂り、その後は何もやる気が起こらず、昼寝をした。
起床後、ランニングがてらホームセンターへ五徳を購入しに行った。陽が強く、ほとんど歩いていた。ホームセンターでは自力で探すことができず、店員に尋ねてようやく見つかった。種類は1つしか無かった。その後、川沿いを歩いた。風が気持ち良い。商店街に入る。祭があるらしく、歩行者天国になっていた。線路沿いで神輿の行脚と群衆があり、神輿は左右に揺れるパフォーマンスを披露していた。
帰宅後、五徳を使い、モカエキスプレスを使用してみた。焙煎豆は近所で購入したブレンドを使用した。焙煎豆は細かく挽いた。1杯目は薄味のような気がした。2杯目は液体の砂糖を少し加えたため、酸味が際立った。全て水洗いでどうにかなりそうだった。また、雰囲気を高めるため容器が必要だと思った。今回はお猪口を使用した。
夕飯は素麺とひき肉と白菜の漬物の炒めものを和えて食べた。素麺は1分程で茹で上がるので手早く調理を終えることができる。手間は茹でた素麺は必ず水洗いをしないとぬめりが取れないことだ。

2023年6月2日/線状降水帯

雨の中、仕事のため外出する。駅から雨に濡れながら訪問先を目指したところ、折り畳み傘が裏返った。途中でコンビニに寄って屋外で軽食を摂った。雨と風が強まる。その後、訪問先での仕事を終え、駅を目指す。雨は弱まったものの風は強い。仕方なく傘を差さずに歩く。仕事用の携帯電話を確認したところ、伝言が入っていた。駅前の喫茶店で一息を付いた。客は自分を除き1人しかいない。浅煎りのエチオピアを飲んだ。すっきりとした味わいでえぐみは感じない。折り返しの電話をして帰社した。帰りの電車は雨の影響で少し遅れが出ていた。私用の携帯電話のメールをチェックするとモカエキスプレスが自宅に届いていた。専用の五徳を買うため、会社近くの100円ショップに入った。使えそうなものは置いていなかった。会社に戻り、ネットニュースで気象情報を追いつつ資料を整理した。新幹線が止まっていた。静岡に出張している同僚は帰宅できるのだろうか。雨脚が強まる前に帰宅した。途中でスーパーに寄り、食料を買った。徐々に雨が強まってきた。

2023年5月16日/コーヒー・余生・青春・慰め

コーヒー豆を購入して飲むようになり、約5ヶ月が過ぎた。別に数えている訳ではないのだが、コーヒーフィルターの使用量からコーヒー200杯を飲んでいることが判っている(喫茶店で飲むこともあるから200杯以上だ)。さて、職場や自宅の近くの焙煎所、喫茶店等でコーヒー豆を買うようになり、最初に困ったのは浅煎りのコーヒーの強烈な渋みだった。喫茶店店主の友人に相談したところ、お湯を通常より多めに使用すると美味しく飲めるとのアドバイスを貰った。確かにお湯を多め、もしくは豆の量を少し減らすと飲みやすい。


ゴールデンウィークは読書とランニングと動画鑑賞(仮面ライダー)で終わった。素晴らしい時間だったのだが、これを友人に話したところ、「まるで余生じゃん」との指摘を受けた(その直後に友人は「失礼な発言で申し訳ない」と謝罪した)。むしろ私は友人の発言に納得してしまった。


初代仮面ライダーを14話まで観た。途中から本郷猛の出演が無くなった。これは本郷猛を演じる藤岡弘が怪我で出演ができなくなったためらしい。なお、仮面ライダーのスタントも藤岡弘がしていたという。シン・仮面ライダーはそういった点も踏襲しているのだろうか?ワンクール(13話)が終わると本郷猛はショッカーを追って国外へ、緑川ルリ子も本郷を追って国外に赴いたとの説明がなされる。そして登場するのが仮面ライダー2号である。また、取り巻きの1人に山本リンダが演じる女性が登場、非常にクネクネとして動きを見せる。


友人からスキップとローファー、推しの子、PSYCHO-PASS劇場版を観たとの報告を受ける。その中でお勧めとして紹介されたのがスキップとローファーである。試しに観たところ、高校生たちの感情の機微が丁寧に描かれており、非常に面白かったため、アニメを全話観て原作の既刊も全て読んでしまった。青春は束の間である故に描かれるべきである。


三島由紀夫の著作を適当に購入し、まずは仮面の告白を読んでみたものの、興が乗らない。そのため、久しぶりに平野啓一郎の日蝕を手に取ったものの、やはり、そこまで読む気にならない。こういうこともある。


子供の頃、自宅に小さなシンセサイザーがあった。シンセサイザーには楽曲が収録されており、その中で非常にノリの良い面白い音楽があった。それは後に気が付くことではあるが、YMOのRYDEENだった。その後、リゲインEB錠のCMで流れるenergy flowを何度も聴いた(当時は音源を購入するお金が無かったため、テレビ等で能動的に聴いたのだと思う)。energy flowのヒットに際して、当時のメディアでは癒やしという言葉がよく使われていたと思うのだが、矢野顕子はenergy flowを癒やしでなく慰めだと評したという(ただし、今となって矢野顕子の発言の出典は不明である)。


4月に聴いた音楽について調べ始めたところ、全く終わる気がしない。今後は個別に記事化した方が良いのかもしれない。

2023年5月1日/ゾゾの町・令和4周年

『ファイナルファンタジー6 ピクセルリマスター』をプレイしている。コーリンゲン村でシャドウを発見。ここでパーティーに空きがあれば仲間にできるようだ。ロックのレイチェルのイベントが発生。ロックがやたらと「守る」と連呼するのはここに理由があるらしい。ジドールを経由してゾゾに到着。過去のプレイではここで長居していたのだがあっという間にボスのダダルマー戦になった。時計の謎解きは一から行った。てっきり嘘つきの住人の話をまとめると時計の時刻が判るのかと思いきや消去法で複数の答えが残った(俺が馬鹿なだけで住人の回答で1つの回答を導き出せるのかもしれない)。ノートに住人の説明と時計の選択肢をまとめ、残った選択肢をしらみつぶしに答えていき、回転のこぎりを手に入れた。今までは特に気にしなかったが、魔石が手に入ったため、ここから各キャラクターの育成が可能になる。セリスとロックの固定枠があるものの、ナルシェまで戻ってカイエンとガウ、あとはシャドウの育成をしても良いのかもしれない。

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FINAL FANTASY VI

FINAL FANTASY VI

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三島由紀夫の著作がKindleにあるのかと思いきや電子書籍化されていないことを知った。インターネット上で調べた限り、TPPによる著作権の期間延長の影響もあるらしい。これから文庫本を買い集めることにする。


佐賀崎しげる (原作), 鍋島テツヒロ (イラスト), 乍藤和樹 (漫画)『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』の漫画版を読む。原作も少し読んでいるものの、漫画版には絵の表現によるテンポの良さがある。


令和5年5月1日、令和が始まってちょうど4年が経過した。別に令和にこだわりは無く、この日は友人が喫茶店を開店した日になるため覚えている。友人に開店5周年おめでとうとメッセージを送ったら4周年だと訂正があった。友人の店の情報は以下のInstagramを参考にして欲しい。

2023年4月30日/ECM・三島由紀夫・スタートレック

外出の休憩がてら喫茶店に寄り、同店で販売していた稲岡邦彌『新版 ECMの真実』を購入して読む。冒頭のECMオーナーのマンフレート=アイヒャーに関する文章を読んでいたところ、店主から村上春樹のエッセイ広告も載っているという話があった。確認したところ、村上春樹の他、津島佑子、村上龍等のものもあった。その他にもECMに関わった人々の証言の中に短いながらもニック=ペルチュのものがあった。本書を1時間程パラパラと捲っただけだが充実した時間になった。


平野啓一郎「三島由紀夫論」を購入して目次と序論を読む。平野啓一郎が構想から実現までに二十余年が掛かった大著になり、登録している平野のメールレターを読んでいた限り、長らく本書の準備をしていた印象がある(平野のメールレターの冒頭のエッセイ調の挨拶文は割と楽しみにしている)。序論によれば、これまで発表した各論を本書にまとめるにあたって手を加えているという。私は平野の小説以外の作品に熱心ではないが、エッセイ集『モノローグ』に収録された「『英霊の声』論」は読んだ記憶がある。久しぶりに平野のまとまった文章を読むと明晰でありながら平易であり、これから読むのが楽しみである。問題は私が三島由紀夫の『金閣寺』しか読んでいないことである。これを機にまず平野啓一郎の『「かっこいい」とは何か』や三島由紀夫作品を読むことにした。


スタートレックをこれまで観たことがないと思い、J=J=エイブラムス『スター・トレック』(2009年)を観た。何でもありの娯楽作品で非常に面白く、ようやくバルカン人のスポックについてまとまった理解を得た。

2023年4月28日/統一地方選挙

本屋で会計すると店員はそつなくこなそうとするものの、本や釣り銭を渡すちょっとした間にぎこちなさがある。そして背後に控える店員に気が付く。今は新年度の4月であり、新しいことを始める時期なのだった。そして仮に心機一転に何かを始まる場合、全てを一から、教えをこうことになるのだ。

統一地方選挙の市区町村選挙に立候補していた共産党の友人が当選したことを知る。お祝いのメッセージを送ると感謝の言葉と共に公約の実現に向けて努めるとの返事が来る。これまでの下積みがあるとはいえ、これから新しいことを始めるということはおおいにあるのだ。

統一地方選挙前日にランニングに出たところ、駅前で立憲民主党の国会議員が応援演説をしていた。知名度があるはずだが、集まった人はそう多くない。私が住む地区のこの政党の立候補者はベテランと新人である。新人の広報やネットで得た情報によれば、特段の実績は無く、地元の国会議員の秘書を務めて今回の出馬に至ったらしい。若さだけが取り柄といったところだが、選挙結果を確認するとベテランだけでなく、新人も下位ではあったが当選していた。

投票前日の選挙カーの声に必死さが滲む。

選挙当日、投票所に赴いたところ、若い男女と鉢合う。投票所の看板を見ながら話し合い、投票所である学校の廊下を興味深く見ていた。その様子は自然で有り体にいって幸福そうだった。政治はこういった人々に応えなければならないのだと思う。

市区町村選挙は迷った末、ベテランの共産党の議員に投票した。理由は定期的に地域の情報を記した広報を投函していたことを評価してである。なお、同党は党首公選制の問題は影響が無いという評価をしているようだが、これを理由に別の候補者に投票することは十分にあり得た。これが国政選挙だったら別の党の候補者に投票したと思う。

2023年4月23日/愛にすべてを(FFT獅子戦争クリア)

ファイナルファンタジータクティクス獅子戦争をプレイしている。2023年4月22日(土曜日)、エンディングを迎える。総プレイ時間は約68時間。ラムザはレベル74、ジョブは暗黒騎士。ユニットの最終編成はラムザ、アグリアス、バルフレア、ベイオウーフ、オルランドゥ。途中加入のユニットを育てるにあたり、ラムザや汎用ユニットを持て余し、ラムザの最終ジョブを趣味の領域と言われる暗黒騎士にした。暗黒騎士にするにあたり、黒魔道士のジョブをマスターするのに時間が掛かった。暗黒騎士のラムザは二刀流で火力を補いつつ、最終戦までに何とか覚えたブラッドウェポンとウエポンバッシュのアビリティを使用した。ラストボスを仕留めた技がブラッドウェポンだったので取得して良かった。基本的な戦法はオルランドゥの全剣技とアグリアスの聖剣技、バルフレアの拳銃装備でターゲットの乱れ撃ちを使用して敵を倒すというもの。ラムザとベイオウーフは残党狩り等の補助だった。ラストの連続戦闘はボスを倒せばミッションクリアになるため、戦略は必要無く、ボスに向かって進み大技を食らわせる単純なもの。この戦法だとベイオウーフが火力不足になっていた。なお、算術士は算術ホーリーを使用できたが一撃必殺にはならず、工夫する気力も沸かなかったため、ユニット加入は見送った。その他、隠しステージのディープダンジョンは攻略していない。また、各ステージの埋もれたアイテムも回収していない。密猟は少しだけ行った。モンスターを仲間にして育成するといったことはしていない。Chapter4のサブイベントであるクラウドやベイオウーフとレーゼのイベントは実施済み。正直、Chapter4のストーリーよりイベントの印象の方が強い。
これで過去に購入して詰んでいたゲームを消化できた。とても清々しい。

FINAL FANTASY TACTICS 獅子戦争

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