メモ

2021年の漫画

今年は今まで気になっていたけど読んでいない漫画、完結したけど途中までしか読んでいない漫画を読んだ。その結果、かなりの量の漫画を読むことになったので記録を残す。 wako『サチコと神ねこ様』 ヤマシタトモコ『違国日記』 岩本ナオ『マロニエ王国の七人…

無題

「10年以上、特に生活が代わり映えしないんです。ええ、そうなんです。そりゃ10年もあれば色々あったんですけど、思い返すことができないっていうか…。例えば、親の顔や友人の顔なんかも鮮明に思い浮かべることってできないじゃないですか?それと同じです。…

珈琲東山/まとめ

山梨県山梨市の東山梨駅前にある喫茶店「珈琲東山」に関する記事のまとめ

珈琲東山/アイスコーヒーの淹れ方

自家焙煎珈琲 珈琲東山 のシェーカーを使用したアイスコーヒーの淹れ方。 シェイクして発生した泡立ちがアイスコーヒーの口当たりをまろやかにする。

珈琲東山

友人がJR東日本中央本線/東山梨駅前に自家焙煎珈琲「珈琲東山」を開業した。 落ち着いた趣の店内。座席は10席程度 友人は大学卒業後、青山や京都のレストラン、ロンドンのミシュランスター1つ星の日本食レストランでウェイターとして経験を積んだ。帰国後は…

うしろめたくない過ごし方

ライターの雨宮まみが亡くなったという。 通勤途中にアカウントも持っていない他人のtwitterをスマートフォンで巡回していると不意に訃報を知ることになった。 私は雨宮まみの知り合いでは無く単なる一読者に過ぎない。しかもネット上の連載しか読んでいない…

2014年の読んだ漫画メモ

Kindle Cloud Readerの導入 Amazonのwebブラウザで漫画を読めるアプリが公開され使うようになった。スマートフォンで漫画を読む気になれなかったが、ブラウザサイズならストレス無く読める。ちなみに読む時は全画面表示にしている。悪い点は漫画の情報を全て…

国立西洋美術館「ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場」「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」

5月11日、国立西洋美術館にて「ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場」「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」及び常設展を観賞。平野啓一郎がキュレーターを務めた「非日常からの呼び声」に興味を持ち出掛けた。 「ジャック・カロ リアリ…

「磯崎新 都市ソラリス」「Open Space 2013」

レム=コールハース著「錯乱のニューヨーク」を読んでいたところ、磯崎新による都市ソラリスなる展示がNTTインターコミュニケーション・センターで行われている事を知り観覧に行った。以前からICCに行ってみたいとも思っていたのだ。 展示はこれまで磯崎新が…

詩人の消滅(2013)

大晦日、この言葉を聞くまで12月31日にそんな名前があった事等忘れていた。知らなかった事にして今日をやり過ごせばよかった、そんな気持ちである。 この一年を振り返ってみれば、仕事を変え、とは言っても内容には変わりなく、知ったような態で毎日の仕事を…

2013年の読んだ漫画メモ。

今年は読んでいた漫画が連載を終えた年だった。 「GANTZ」、「おやすみプンプン」、「アフロ田中」。 特に「おやすみプンプン」の終盤は読みながら不安になるしかなかった。それに比べると「GANTZ」と「アフロ田中」は終わりに笑ったという点で素晴らしいの…

誰も戦争を教えてくれなかった

古市憲寿著『誰も戦争を教えてくれなかった』を読んだ。 本書は著者が、主に第二次世界大戦、アジア・太平洋戦争を扱った各国の戦争博物館を巡り、その記憶を遺し方、その意味を検討したものである。各国の戦争博物館を巡る事によって現在に、第二次世界大戦…

光るふともも

そういえば光る太ももの話をご存じですか?私は偶然にも見たことがあります。 あれは二、三年位前の事でした。 私は同期の社員と一緒に神奈川県のある道路を計測する仕事をしていました。 夏の日の事でしたから、ワイシャツに汗が染み、転がすコロは原人の通…

港湾の光景

実家から帰り、転職サイトやハローワークであらかじめ目星をつけていた会社に履歴書を送った。 翌週には連絡があり、面接に向かう事になった。 横浜まで赴き、面接をした。面接を待つ間、会議室の窓から広がる東京湾の眺めがなかなか良かった。 帰りがてら港…

実家に帰る。

実家を尋ねた。 実家に帰るといえば盆暮れ正月と決まっている。しかし正直特に用事が無ければ帰ろうとは思わない親不孝者だ。おそらく一年振り位ではなかろうか。そもそも父が早期退職後、勤務先を変え母と共に埼玉県のアパートで暮らしていたところを訪ねた…

井の頭公園

離職した事により保険証が必要になったので役所を尋ねる。我ながら呆れるのだが仕事を辞めるのは初めてではない。記憶を便りに国民健康保険の手続きが出来る課に行き、呼ばれるのを待つ。受付の向こうに座る職員を眺めながら、なぜあのように私は仕事が出来…

ももいろクローバーZから始まるUNIQLOCKの話

当ブログのアクセス数が常時あるのはUNIQLOCKについての記事である。散々映画やら漫画やら日常について俺が語ろうが美女に勝る事は無いのである。かくいう私も美しい女性が好きだ、っていうか女性が好きだ。 さてUNIQLOCKとは何か。それはユニクロが作成した…

夏の野球観戦

野球はするのも見るのも得意ではないが一度だけ神宮球場で観戦した事がある。 あれは大学生の時だった。前期テスト前の補講期間中、友人と一緒に閑散とした校内を歩いていたところ、野球部の試合が神宮球場でこれから行われると校内放送が流れた。 私が在学…

凧あげの思い出

スーパーからの買い物帰りがてら、空にひらひらと舞う影を見つけた。 最初は飛行機かと思ったが、ふと凧だなと判った。自宅に戻り荷物を置き。凧揚げがされているであろう公園に散歩がてら出向いた。 高さは様々ながら小さな子どもから大人まで凧あげをして…

今年はキルケゴール生誕200周年

一人暮らしを始めて以降、クリスマス・大晦日・元旦と年末年始らしい暮らしをした記憶が無い。 むしろ年末年始ほど規則正しい生活を送っている。 新年はいつも通り翌日を迎える事に他ならない。 しかし、新年になり世の中を変化を迎え入れる。 例えば今年は…

よしなしごと

今年のよしなしごとを書き綴ってみようと思う。 年末ジャンボ宝くじを買っておけばよかったかなと当選番号の発表があった事を知り思った。 今年はfacebookで同級生たちが結婚したり、その準備をしている事を知った。 職場の屋上から晴天時に見える富士山を眺…

『美術にぶるっ!展』

東京国立近代美術館「美術にぶるっ!展」に行ってきました。 行った目的は荒川修作の作品が展示されている事を知ったからです。 展示されている作品が膨大で結局3時間近く掛かってやっと美術館を出る事が出来ました。 非常に疲れました。観るという事の大変…

奈良を散策する。

簡易宿泊所の乾燥した部屋の中で起床する。テレビを点けるとノーベル賞の話題が続く。シャワーを浴び、部屋の窓を開けると騒がしい音が聞こえる。 簡易宿泊所を後にして、京都駅に行く。実は京都駅というて建物に以前から興味を持っていた。 高い天井、長い…

京都を散策する。

『奈義町現代美術館』に友人に車で迎えに来て貰い、津山市内をふらふらとさまよった。 夜、友人の自宅に向かうなか、神社の巨大なケヤキを紹介して貰う。なんでも人面樹らしい。 【人面樹、らしい。立て看板によれば樹齢八百年。鎌倉時代頃から存在する事に…

『奈義町現代美術館』

荒川修作+マドリン・ギンズの『遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体』について先日の記事にまとめたが、奈義町現代美術館にはその他の作品も展示されている。 まず美術館受付からも見える「大地」の部屋には、宮崎愛子作品『うつろひ』が展示が展示されて…

『奈義の龍安寺』に行ってきました。そして『龍安寺』にも行ってきました。

荒川修作+マドリン・ギンズの建築作品『遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体』は岡山県の奈義町現代美術館という場所にある。 長期休暇を利用、新幹線から岡山駅、岡山駅からJR津山線を利用、終点津山駅で下車、駅前のバスセンターから中鉄北部バス行方・…

福島県相馬市に行った事

GWに福島県相馬市を尋ねた。 東日本大震災後、南相馬市という言葉を何度も聞き、見る事になった。そして私は生まれた相馬市を意識する事になった。 生まれて4年程住んでいたので、おぼろげに記憶はあった。関東に移り住んだ後も、父母の実家の尋ねる際は父が…

『養老天命反転地』に行ってきました。

『三鷹天命反転住宅』に行ってから早一年、今回も御暇を頂く事になったので『養老天命反転地』に行って来ました。 『養老天命反転地』の概要は以下の通りです。 養老天命反転地は、現代美術家荒川修作と、パートナーで詩人のマドリン・ギンズのプロジェクト…

映像が語る少女失踪事件―『ドラゴン・タトゥーの女』追記

『ドラゴン・タトゥーの女』について以下追記する。 本作に於ける少女失踪事件の重要なアイテムとして登場するのは、複数の写真である。 複数の写真は、ミカエルとリスベットを少女失踪事件の犯人へと導く。 しかし、静的な写真だけでは意味はなさず、ミカエ…

「エエという事です」―『誰も寝てはならぬ』17巻

『誰も寝てはならぬ』第17巻(最終巻)を読んだ。 ついに『誰も寝てはならぬ』が終わってしまった。 「モーニング」の連載も目を通していたので、そろそろ終わりかもなぁとは察してはいたものの終わりは呆気なくやってきた。 主人公ハルキちゃんが好意を寄せ…