メモ

2016年の音楽

2016年に聴いた音楽をまとめた(→2015年下半期の音楽)。 上半期にまとめる予定が時期を逸して一年間に聴いたものをまとめる形になった。 今年は専ら音楽家である小埜涼子に関連する音源を聴いていたと思う。また、クラシックギターに興味を持ち、福田進一の…

うしろめたくない過ごし方

ライターの雨宮まみが亡くなったという。 通勤途中にアカウントも持っていない他人のtwitterをスマートフォンで巡回していると不意に訃報を知ることになった。 私は雨宮まみの知り合いでは無く単なる一読者に過ぎない。しかもネット上の連載しか読んでいない…

Jazz The New Chapter 3

柳樂光隆監修『Jazz The New Chapter 3』を読んだ。 「1」と「2」を読み去年聴いた音楽にとても影響があった。本書で紹介されているものは大半は未視聴であり、主要なものについてはこの機会にリンクを貼り視聴する事にした。結果として2曲取り上げているア…

2015年下半期の音楽

2015年6月から2015年12月まで聴いた音楽をまとめた(→2015年上半期のまとめ)。 今年後半は主にブログを参考に音楽を聴いていた。特に id:joefree、id:zu-ja、id:yorosz のブログからフリージャズ/インプロビゼーション/クラシックに関して影響があり、聴…

2015年上半期の音楽

2014年12月から2015年6月まで聴いた音楽をまとめた(→2014年下半期のまとめ)。 上半期は友人に誘われライブフェスに二度程行く機会があり、気に入ったアーティストの音源を逐次購入した。また柳樂光隆が監修した『Jazz The New Chapter』『Jazz The New Chapt…

『Jazz The New Chapter』『Jazz The New Chapter 2』

柳樂光隆監修『Jazz The New Chapter ロバート・グラスパーから広がる現代ジャズの地平』『Jazz The New Chapter 2』を読んだ。 『Jazz The New Chapter』では、Robert Glasper*1 を起点として90年代以降のジャズ史が語られている。ここで Robert Glasper に…

2014年下半期の音楽

2014年6月から現在まで聴いた音楽をまとめた(→2014年上半期のまとま)。 もうちょっとでも気になったものや気にしていたものを聴いていったという感じになっており、もう俺は知らんという気分でいる。あと基本的に通勤中に聴いており、作品と向き合って聴いて…

2014年の読んだ漫画メモ

Kindle Cloud Readerの導入 Amazonのwebブラウザで漫画を読めるアプリが公開され使うようになった。スマートフォンで漫画を読む気になれなかったが、ブラウザサイズならストレス無く読める。ちなみに読む時は全画面表示にしている。悪い点は漫画の情報を全て…

国立西洋美術館「ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場」「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」

5月11日、国立西洋美術館にて「ジャック・カロ リアリズムと奇想の劇場」「非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品」及び常設展を観賞。平野啓一郎がキュレーターを務めた「非日常からの呼び声」に興味を持ち出掛けた。 「ジャック・カロ リアリ…

2014年上半期の音楽

2013年12月後半から2014年6月現在まで聴いた音楽をまとめた(→前回のまとま)。 全て音源DL購入。正直CDで買うという事は選択肢が今後無いだろうと思う。またどうも音楽に消費する金額が多すぎたという反省がある。今後は規模縮小で音楽を聴いていきたい*1。 *…

「磯崎新 都市ソラリス」「Open Space 2013」

レム=コールハース著「錯乱のニューヨーク」を読んでいたところ、磯崎新による都市ソラリスなる展示がNTTインターコミュニケーション・センターで行われている事を知り観覧に行った。以前からICCに行ってみたいとも思っていたのだ。 展示はこれまで磯崎新が…

詩人の消滅(2013)

大晦日、この言葉を聞くまで12月31日にそんな名前があった事等忘れていた。知らなかった事にして今日をやり過ごせばよかった、そんな気持ちである。 この一年を振り返ってみれば、仕事を変え、とは言っても内容には変わりなく、知ったような態で毎日の仕事を…

2013年下半期の音楽

今年下半期に聴いた音楽をまとめた。金銭的に余裕があるとはいえないなか、適当にダウンロードなりCDショップにて購入していた。 →上半期の音楽

2013年の読んだ漫画メモ。

今年は読んでいた漫画が連載を終えた年だった。 「GANTZ」、「おやすみプンプン」、「アフロ田中」。 特に「おやすみプンプン」の終盤は読みながら不安になるしかなかった。それに比べると「GANTZ」と「アフロ田中」は終わりに笑ったという点で素晴らしいの…

誰も戦争を教えてくれなかった

古市憲寿著『誰も戦争を教えてくれなかった』を読んだ。 本書は著者が、主に第二次世界大戦、アジア・太平洋戦争を扱った各国の戦争博物館を巡り、その記憶を遺し方、その意味を検討したものである。各国の戦争博物館を巡る事によって現在に、第二次世界大戦…

2013年上半期の音楽

今年上半期に聴いた音楽リストと感想。 Xinlisupreme「4 Bombs」 XINLISUPREME - Seaside Voice Guitar B.C. (Lyrics ...今年、というより年末に音楽評論家等が去年のベストソングとして挙げていたもの。その来歴等については無知だが、ノイズ・ミュージック…

光るふともも

そういえば光る太ももの話をご存じですか?私は偶然にも見たことがあります。 あれは二、三年位前の事でした。 私は同期の社員と一緒に神奈川県のある道路を計測する仕事をしていました。 夏の日の事でしたから、ワイシャツに汗が染み、転がすコロは原人の通…

The Elder Scrolls Ⅴ:Skyrim

今年1月から無職になり、時間があったので「The Elder Scrolls Ⅴ:Skyrim」というアクションRPGゲームをプレイしていた。 テレビゲーム自体、中学生までは熱心にしていたのだが、高校生以降が部活やら何やらでする事はなかった。大学時代には、スーパーファミ…

港湾の光景

実家から帰り、転職サイトやハローワークであらかじめ目星をつけていた会社に履歴書を送った。 翌週には連絡があり、面接に向かう事になった。 横浜まで赴き、面接をした。面接を待つ間、会議室の窓から広がる東京湾の眺めがなかなか良かった。 帰りがてら港…

実家に帰る。

実家を尋ねた。 実家に帰るといえば盆暮れ正月と決まっている。しかし正直特に用事が無ければ帰ろうとは思わない親不孝者だ。おそらく一年振り位ではなかろうか。そもそも父が早期退職後、勤務先を変え母と共に埼玉県のアパートで暮らしていたところを訪ねた…

井の頭公園

離職した事により保険証が必要になったので役所を尋ねる。我ながら呆れるのだが仕事を辞めるのは初めてではない。記憶を便りに国民健康保険の手続きが出来る課に行き、呼ばれるのを待つ。受付の向こうに座る職員を眺めながら、なぜあのように私は仕事が出来…

ももいろクローバーZから始まるUNIQLOCKの話

当ブログのアクセス数が常時あるのはUNIQLOCKについての記事である。散々映画やら漫画やら日常について俺が語ろうが美女に勝る事は無いのである。かくいう私も美しい女性が好きだ、っていうか女性が好きだ。 さてUNIQLOCKとは何か。それはユニクロが作成した…

夏の野球観戦

野球はするのも見るのも得意ではないが一度だけ神宮球場で観戦した事がある。 あれは大学生の時だった。前期テスト前の補講期間中、友人と一緒に閑散とした校内を歩いていたところ、野球部の試合が神宮球場でこれから行われると校内放送が流れた。 私が在学…

凧あげの思い出

スーパーからの買い物帰りがてら、空にひらひらと舞う影を見つけた。 最初は飛行機かと思ったが、ふと凧だなと判った。自宅に戻り荷物を置き。凧揚げがされているであろう公園に散歩がてら出向いた。 高さは様々ながら小さな子どもから大人まで凧あげをして…

今年はキルケゴール生誕200周年

一人暮らしを始めて以降、クリスマス・大晦日・元旦と年末年始らしい暮らしをした記憶が無い。 むしろ年末年始ほど規則正しい生活を送っている。 新年はいつも通り翌日を迎える事に他ならない。 しかし、新年になり世の中を変化を迎え入れる。 例えば今年は…

よしなしごと

今年のよしなしごとを書き綴ってみようと思う。 年末ジャンボ宝くじを買っておけばよかったかなと当選番号の発表があった事を知り思った。 今年はfacebookで同級生たちが結婚したり、その準備をしている事を知った。 職場の屋上から晴天時に見える富士山を眺…

ドイツ電子音楽から始まる、2012年聴いた音楽メモ

TRANSITという雑誌にてTRANSIT(トランジット)16号 美しきドイツ (講談社 Mook(J))というドイツ特集がされており、パラパラと興味深く読んでいたところ、ドイツ電子音楽の特集が組まれていた。動画サイト等で曲を聴いて面白がっていた。 ドイツミニマルテクノ…

『美術にぶるっ!展』

東京国立近代美術館「美術にぶるっ!展」に行ってきました。 行った目的は荒川修作の作品が展示されている事を知ったからです。 展示されている作品が膨大で結局3時間近く掛かってやっと美術館を出る事が出来ました。 非常に疲れました。観るという事の大変…

奈良を散策する。

簡易宿泊所の乾燥した部屋の中で起床する。テレビを点けるとノーベル賞の話題が続く。シャワーを浴び、部屋の窓を開けると騒がしい音が聞こえる。 簡易宿泊所を後にして、京都駅に行く。実は京都駅というて建物に以前から興味を持っていた。 高い天井、長い…

京都を散策する。

『奈義町現代美術館』に友人に車で迎えに来て貰い、津山市内をふらふらとさまよった。 夜、友人の自宅に向かうなか、神社の巨大なケヤキを紹介して貰う。なんでも人面樹らしい。 【人面樹、らしい。立て看板によれば樹齢八百年。鎌倉時代頃から存在する事に…

『奈義町現代美術館』

荒川修作+マドリン・ギンズの『遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体』について先日の記事にまとめたが、奈義町現代美術館にはその他の作品も展示されている。 まず美術館受付からも見える「大地」の部屋には、宮崎愛子作品『うつろひ』が展示が展示されて…

『奈義の龍安寺』に行ってきました。そして『龍安寺』にも行ってきました。

荒川修作+マドリン・ギンズの建築作品『遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体』は岡山県の奈義町現代美術館という場所にある。 長期休暇を利用、新幹線から岡山駅、岡山駅からJR津山線を利用、終点津山駅で下車、駅前のバスセンターから中鉄北部バス行方・…

福島県相馬市に行った事

GWに福島県相馬市を尋ねた。 東日本大震災後、南相馬市という言葉を何度も聞き、見る事になった。そして私は生まれた相馬市を意識する事になった。 生まれて4年程住んでいたので、おぼろげに記憶はあった。関東に移り住んだ後も、父母の実家の尋ねる際は父が…

『養老天命反転地』に行ってきました。

『三鷹天命反転住宅』に行ってから早一年、今回も御暇を頂く事になったので『養老天命反転地』に行って来ました。 『養老天命反転地』の概要は以下の通りです。 養老天命反転地は、現代美術家荒川修作と、パートナーで詩人のマドリン・ギンズのプロジェクト…

映像が語る少女失踪事件―『ドラゴン・タトゥーの女』追記

『ドラゴン・タトゥーの女』について以下追記する。 本作に於ける少女失踪事件の重要なアイテムとして登場するのは、複数の写真である。 複数の写真は、ミカエルとリスベットを少女失踪事件の犯人へと導く。 しかし、静的な写真だけでは意味はなさず、ミカエ…

「エエという事です」―『誰も寝てはならぬ』17巻

『誰も寝てはならぬ』第17巻(最終巻)を読んだ。 ついに『誰も寝てはならぬ』が終わってしまった。 「モーニング」の連載も目を通していたので、そろそろ終わりかもなぁとは察してはいたものの終わりは呆気なくやってきた。 主人公ハルキちゃんが好意を寄せ…

2011年過剰に今年観た・聴いた音楽について語る。

GRAPEVINE tour 2011“真昼のストレンジランド" [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2011/08/17メディア: DVD購入: 2人 クリック: 23回この商品を含むブログ (9件) を見る GRAPEVINEは今年始めにアルバム『真昼のストレンジランド』を発表、その…

2011年3月11日前後について

3月11日に発生した地震について書き残そうと思っていたものの、直後に何かをしようとも思えず、かといって書こうという意欲を蔑ろにする気にもなれず、この時期に書き記す事にした。 新しい仕事を始め約1ヶ月が過ぎようとしていた。仕事の要領もそれなりに把…

『夢ばかり観ている場合じゃないぞ』

デスクに置かれた時計は「PM6:32」を表示している。そろそろ集中力の限界かなと思い席を立った。 まだパソコンに向かって作業している社員が部署を仕切るパーテーション越しに見えた。 オフィスを出るとエレベーターに見知った女性が乗り込むところだった。 …

モダン・アート,アメリカン 珠玉のフィリップス・コレクション

【夏に一人で赴いた神奈川県鎌倉市由比ヶ浜。砂浜にレジャーシートを敷き、曇天の空を見上げ、上半身を紫外線に晒し続けた。なぜかライフセーバーに「海が荒れているので気をつけて下さい」と声を掛けられ(それぞれ別人)、少し複雑な気持ちになった。そん…

Autopoiesis VS Phenomenology…

第一部 発現篇〜A氏の場合〜私の能力が発現したのは、紛れもなくあの日だった。私は当時、科学哲学において一定の業績を挙げ、その生活に満足しつつ、もっと成果を挙げる事が出来ると信じていた。しかし、何か決定的なものが欠けているとも自覚していた。語…

バタフライ効果の灰

将来学者になる小学二年生は人生に飽きて学校に火を点ける。 玄関に放置されたポリタンクの中に入った灯油を浸した新聞紙がビニール袋から匂いを発する。新聞紙から滴る灯油をこぼれないようビニール袋に入れたつもりが、ビニール袋の底から灯油が一滴ずつ滴…

『ロスコの部屋』

過去に『イースタン・プロミス』という映画について語る際、「イコン」に少しだけ言及している。 これは大学時代に現象学の講義で見知った事をそのまま書き綴ったものだが、イコンと現象学の関連性を講義で受ける中、ロスコの壁画はイコンと同じように志向性…

パウル・クレー展 おわらないアトリエ、あるいは同級生の訃報

高層ホテルのラウンジのソファーに腰を降ろした。眼前に広がる夜景は、震災以降による節電で幾分光が失しているかのように見えた。背後にはバーがありグラスが交わされる音と談笑が聞こえる。 手持ち無沙汰だったのでテーブルに置かれた会員制雑誌を手に取る…

こじ開けられる扉―『ルーキー』

サカナクション新譜『ルーキー』を購入。 ルーキーアーティスト: サカナクション,山口一郎出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2011/03/16メディア: CD購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (45件) を見る 基本的にサカナクション…

抑制される音と身体―『The King Of Limbs』

Radiohead新譜『The King Of Limbs』をネット配信からダウンロードして購入。 ネット配信からダウンロードして購入。 非常にノリの良い曲でもあるのかなと思っていたが、非常にセンシティブにアレンジされていて曲を聴く度に新しい音を発見する。 一方でその…

白日の下では悪態さえも―『真昼のストレンジランド』

GRAPEVINE新譜『真昼のストレンジランド』を購入。 GRAPEVINEに最も魅力を感じるのは悪態を吐くという事。 その対象はファンであろうがなかろうが関係無く、冗談なのか本気なのか判らない。 しかし、私がGRAPEVINEに惹き付けられた理由は正にそこであり、そ…

『三鷹天命反転住宅』に行ってきました。

無職なったらとりあえず養老天命反転地にでも行こうと思っていましたが、調べてみると養老天命反転地は岐阜県にあるので積雪で入場が出来なかったり、施設の一部を改修していたりと時期的に微妙な状況だと判ったので、近場の三鷹天命反転住宅に行く事にしま…

2010年過剰に(意味を)読み込ま(め)ない音楽語り

風の歌アーティスト: GRAPEVINE出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2010/11/17メディア: CD クリック: 12回この商品を含むブログ (21件) を見る真昼のストレンジランドアーティスト: GRAPEVINE出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2011/01/19メ…

イワ嬢は「実践理性批判」を買えたのか?『ちくたくぼんぼん』第2巻

勝田文著『ちくたくぼんぼん』第2巻を読みました。 今回は断然1巻より面白く読めました。 特に今回は主人公イワ嬢が表情豊かに描かれており、著者が今まで用いなかった描写が見られます。もちろん笑いどころも多く、昭和初期の設定を活かして、サーカスやら…