2013-10-06から1日間の記事一覧

夜の果てへの旅

セリーヌ著生田耕作訳『夜の果てへの旅』を読んだ。 手に取った理由はブコウスキーがセリーヌの著作を愛読していた事を知った為である。医学生である主人公バルダミュは友人と論争の末、勢いで第一次世界大戦に従軍、負傷後、アフリカ、アメリカを遍歴、フラ…

誰も戦争を教えてくれなかった

古市憲寿著『誰も戦争を教えてくれなかった』を読んだ。 本書は著者が、主に第二次世界大戦、アジア・太平洋戦争を扱った各国の戦争博物館を巡り、その記憶を遺し方、その意味を検討したものである。各国の戦争博物館を巡る事によって現在に、第二次世界大戦…